2007年の抱負とか

みなさま、明けましておめでとうございます。僕はここケニアのナイロビで2007年の年明けを迎えました。


2006年の抱負は確か『沈没しないで色々なものをちゃんと見る』といったものだったと思います。後半はだいぶペースが落ちたし、だいぶ予算もなくなってきて何でもかんでもお金をかけて見るというわけにはいかなくなってきましたが、おおむね達成できたのではないでしょうか。んまあ、こちとら”人生の夏休み”中なので深くは追求しないことにしましょう。


さて、2007年の抱負はというと、『無事日本に帰る』これに尽きると思います。残りの旅がどういうものになろうが、無事日本に帰れればそれでよしとしたいと思います。

これから先のルートは、エチオピア→(ジプチ)→イエメン→(オマーン)→UAE→イラン→パキスタンチベット→中国→日本(括弧でくくった国は値段を調べたうえで飛行機でとばす可能性あり)というふうに、今のところ考えています。

パキスタンと中国の国境(カラコム・ハイウェイ? 何とか峠? フンザから抜けるやつ)が例年5月にならないと開かないという(未確認ですが)情報があるので、それに合わせて時間を調整しながらパキスタン−中国国境まで進み、チベットに入り、チベットカイラス巡礼を最後のハイライトとし、その後は適当に寄り道をしながら中国を横断し、上海から船で日本に帰りたいと思います。ですので、チベットで出家するか、気が変わってインドにでも寄らない限り夏前までには日本に帰ると思います。(インドに寄っちゃうとまた長くなっちゃいそうだな)


それからもうひとつ、日本に帰った後のこともぼちぼち考えていきたいと思います。僕が本当に所属する社会は日本のそれしかない、ということだけはだいぶはっきりとしてきました。良いところ、悪いところ、それぞれあるけれども、世界を一周して帰りたいと思う場所はやはり日本なのです。その日本の社会にどう立ち向かっていくのか、もしくは、どう立ち向かわないでうっちゃっていくのか、そのためには何を身につけなくてはならないのか、日本に帰るまでの時間がたっぷりあるうちにじっくり考えたいと思います。まずは立ち向かわずにうっちゃる方法から(笑)。これがもうひとつの今年の抱負というか、”人生の夏休み”の宿題です。ちなみに答えは出なくてもよしとします。


それでは、今年一年みなさまの目の前にひろがる世界が平和で美しいものでありますように。