ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

この世紀の話題作をアハイヤル・ダジューダに着いてまもなく読み終えた。(ヨーロッパに行く前に読めてよかった。)

絵画には全く興味がなかったのに、ルーブル美術館に行きたくなってしまったじゃないか。

ハリウッド映画を思わせるような大胆なプロットにやや辟易とした感もあるが、ミステリーとして読み進む楽しさがあった。暗号が徐々に解き明かされて、物語が先に進む様子は、バイオ・ハザードのようなタイプのゲームをやっているような感覚を思わせた。

映画を先に見るか、小説を先に読むか迷っている人もいるかもしれないが、小説のみを読んだ時点で感じたことは、映画より先に小説を読むべきということだ。この緻密な謎ときの世界はとてもじゃないけど、2時間の枠に収まり切らない。それでも映画は強引に話を先に進めなくてはならないので、ついていけなくなる可能性がある。小説を読んで予習してから見るのが丁度いいのではないだろうか。

ぼくはこの映画をどこで見られるだろう? 日本に帰ってからかな。いや、小説を読んでストーリーが分かっているから字幕なしでも大丈夫か? ブエノスかヨーロッパで見るか?