国際キャッシュカード作成

円建ての口座から、海外で現地通貨でお金を引き出せるカード。インターナショナルカードともいう。
少し前(http://d.hatena.ne.jp/tyuzo/20050826#p1)から、どこのカードを作ろうか考えていたのですが。結局新生銀行のカードを作りました。

  • 口座を作るとキャッシュカードが自動的に海外対応となるので、発行手数料が無料で、
  • 海外でも引き出し手数料が無料で、
  • ここのブログ(http://blog.goo.ne.jp/syou_1/e/0047dd76c1163900412e64cd57dd80d5)を見ると、「銀行所定のレート」としか為替レートを公開していない銀行は、レートが悪そうなので、VISAインターナショナルが定めたレートに何パーセント加算と明記してある方が信用できそう

と思ったので、決めました。
さらに、日本で使う場合もATM利用手数料が完全無料だし、月5回まで振込み手数料が無料だしと、なかなか使えそうです。
今日のお昼に「銀座コリドー街 バンクスポット」に口座開設に行ったのですが、何とキャッシュカードの発行も含めて15分程で口座が開設されてしまいました。好印象ですね。サービスとはこうあってほしいものです。


で、クレジットカードでのキャッシングと新生銀行のインターナショナルサービスの比較を行いたいと思います。
新生銀行の場合、海外で現地通貨で引き出しを行った場合の円換算レートはVISAインターナショナルが定めたレートに4%を加算したものとなります。
http://www.shinseibank.com/atm/riyou_kaigai.html

クレジットカード(UFJカード)の場合、海外で利用した場合の換算レートはVISAインターナショナルが定めたレートに1.63%を加算したものとなります。
http://ufjcard.com/faq/foreign/001.html
さらに、キャッシングの場合の金利が実質年率27.8%かかります。
http://d.hatena.ne.jp/tyuzo/20050819#p1

インターナショナルが定めたレートが1ドル=100円と仮定し、海外で100ドル引き出すとすると、UFJカードでキャッシングの場合は立替日数に応じて193円〜426円の手数料がかかります。($100×100円 × 1.0163 × 0.278 × 25〜55日 / 365日)
一方新生銀行の口座から同じ金額を引き出すと為替手数料は400円。($100×100円 × 0.04)
圧倒的にカードのキャッシングの方が有利かと思っていたのですが、そうでもないですね。
計算式は省略しますが、立替日数が52日間を越える場合キャッシングの方が不利になります。1ヶ月が30日とすると16日〜24日にキャッシングした場合は、国際キャッシュカードの方がトータルの手数料が安くなり、それ以外ならキャッシングの方が安くなります。


はー、疲れた。ここまで読んだ人もお疲れ様です。もう考えるのがめんどくさくなりました。結局カードの締め日の15日間際にまとめてキャッシングするのが一番安いので、国際キャッシュカードはあくまでも予備ということで持って行きます。