もうはじまっている Back to Brazil (4)

Dr.ハンセンのホームページ(http://www.doctorhansen.org/Contact_Us.html)にコンタクト方法として以下の記述があった。

Requests for Healing Services from Foreign Guests
Foreigners can request to stay at the Casa for healing support via email to drnelsonteixeira@yahoo.com.br . Dr. Hansen will specify the length of time that a person needs to remain at the Casa. Room reservations will be arranged and communicated by return email.


なので、デリーにいる時にメールを出した。内容は「私は28歳の日本人です。病気かどうかはわからないけどヒーリングサービスを受けたいです。今はインドを旅行中で、7月にブラジルに行く予定です」といったもの。


その時はまだデリーでケンジ君と一緒だったので、そのことについてきいてみた。

「今日Dr.ハンセンにメールしちった。なんかホームページみたらさ、外国からのゲストはまずメールしろってアドレスが書いてあってさ、そこにメールしたらDr.ハンセンがその人の治療にかかる期間を判断するから、それにあわせて入院用のベッドをアレンジするみたいなことが書いてあったんだけど、これってどういうこと? Dr.ハンセンが事前に見に来てくれるってこと? やっぱ霊だから飛行機とかに乗んなくてもインドまでこれるんだよね」と僕。

「いや、Dr.ハンセン本人はこないと思うよ。Dr.ハンセンを手伝っている霊が1万5千人いるみたいで、その手伝ってる霊が見に来るんだよ」とケンジ君。

ケンジ君は友達と一緒にDr.ハンセンの所に行ったそうだが、その友達が霊を見ることができる人だったらしく、そこでものすごい数の霊を見たらしい。Dr.ハンセンの治療日は週1回で、その日は診療所の前に何百人という列ができるそうだが、その列に並んだ患者全て、一人ひとりに2〜3人の霊が付き添っていたそうだ。「だからDr.ハンセンは何も言わなくてももうわかってるんだよ」とケンジ君。


つまりはDr.ハンセンにメールを出した時点で、僕のスピリチュアル体験はもうはじまっていることになる。もしかしたら僕がブラジルに行くまで何人かの霊がずっと付き添ってくれるのかもしれない。そう考えると悪さはできなくなるなぁ。Dr.ハンセンの所に行ったら、「お前、インドの列車の窓からゴミ捨てただろ。よくないカルマを生むよ」とか言われそうで。


「しかしDr.ハンセンは1万5千もの霊をどうやってマネジメントしてんのかな?」と僕。

「そんないちいち指示を出さなくてもDr.ハンセンの思ったとおりに動ける霊たちなんだよ。もうほとんど1個の有機体みたいな感じで動いてんだよ、きっと。Dr.ハンセンが目を離したら仕事をサボるような低級な霊はDr.ハンセンの所を手伝ってないよ」とケンジ君。

ふーん。なるほど。自分の目で見る前は何も信じるのはよそうと思っているんだけど、何故か僕はケンジ君の話を聞くと妙に納得してしまう。


あなたは治すところはないから来なくていいよって言われたらどうしよう。もう飛行機のチケット取っちゃったのに。と思いつつ待つこと1週間、メールの返信がきた。

Dr Hansen can help you. Send me e-mail with date that you'l arrive in Brasil.
(Dr.ハンセンはあなたをヘルプすることができます。ブラジルに来る日を教えてください。)


ぬおぉぉ〜、いったいどういう風にヘルプしてくれるんだろうかぁぁぁ〜!?
会うのがますます楽しみになってきた〜。


しかしやっぱオレ霊感ないな。いつ霊が来たのかなんて、全然気づかんかった。